おんぱく写真部レポート
【120】板場長が教える懐石入門講座
実食がはじまると、皆さんの手慣れたマナーと気遣いにびっくり。
ああ、こんな風に、女子力を高めたい!と思う、すてきな方々ばかりでした。
私はマナーを知らないばかりに、お恥ずかしい…。
でもそんな懐紙すら持っていない私にも、旅館スタッフから懐紙を貸して頂けたり、
普段の生活でも取り入れたい、と思う、ささやかな知恵を得られたりと、
レベルに応じた楽しみ方ができました。
たとえば、箸を途中で置くときは、お膳の外に先をだしておくこと。(お膳のふちって、そうやって使うんですね!!)
お椀の蓋は、1個のとき、2個の時、それぞれどうやって置くのがよいか、ということ。
お味噌汁は季節にあわせて、夏は赤味噌多めのくっきり味、冬は白味噌を多めにして、ちょっと郡上味噌もきかせてまったりとした味に変える…なんて気遣いも、これを家庭でできたら、主婦力高い!さっそくまねします。
〆は温泉入浴。
温泉入浴がついていたので、ありがたく温まってきました。
懐石とはもともと、温めた石を懐に抱いて空腹をしのいだ故事から、それくらいの空腹しのぎの食事、という意味ですが、身も心も温まった上にかなりおなかも満たされて、大満足のプログラムでした。
〔奥村〕
プログラム詳細:
120 板場長が教える懐石入門講座