長良川おんぱく2016

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最上のおもてなし料理を学ぶ

板場長が教える懐石入門講座

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懐石は、敷居が高そう…、決まりごとが多そう…、などのイメージがありますよね。本来、家庭で調理し、お客様をもてなす料理で、その様式美は日本の伝統文化を表現しています。

鵜匠の家すぎ山 板場長・森保夫が講師となり、懐石とは?から、献立、盛り付けのポイント、頂き方までお話します。お食事の作法やマナーを身に付けたい方、茶会を控えている方、どなたでもご参加OKです。

講座の後には、板場長手作りの季節のお菓子とお抹茶をご用意しています。

注意事項

※懐石の内、数品お召し上がりいただきます。
下記実施スケジュールからお好きな日程にご予約下さい 体験レポートを読む

案内人

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【鵜匠の家すぎ山  板場長  森 保夫】
日本文化を大切に、30年以上すぎ山で腕をふるう。四季を感じる美的センスを生かし、舌と目で楽しむ料理でお客様を魅了する。

集合場所

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大きな地図で見る

鵜匠の家 すぎ山

〒502-0071

岐阜県岐阜市長良73-1

駐車場:無料有

1階が満車の場合は、第2駐車場へご案内します。

最寄りバス停名:鵜飼屋

申し込み・問い合わせ先

Display 鵜匠の家すぎ山  058-231-0161 (担当:杉山)

実施スケジュール

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第1回

実施日時
2016/10/24(月) 13:00 〜 15:00
予約開始
2016/09/13 09:00
予約終了
2016/10/17 23:59
料金
4,000円
定員
17 / 17 人
(満員)
空席通知登録
2人
最少催行
10人
備考
※温泉入浴していただけます。ご希望の方はタオルを持参ください。(有料タオル有)

これまでの開催レポート

おんぱく写真部レポート

日本の女子力が磨かれます

お茶を習ったことのない、超初心者の私が、茶懐石の入門講座に参加してきました!
(※この写真の女性は私ではなく、お友達の参加者です)

ですので、今回の文章は、お茶をたしなまれる方がご覧になるといろいろお気づきのこともあるかもしれませんが、ご容赦ください。

料理の美味しさで定評のある「鵜匠の家 すぎ山」の板場長直々に教えていただけるということで、参加者はお茶の上級者から私のような初心者までさまざまのようです。




まずは、テキストをもとに、懐石の流れをご説明いただきます。
見目にも美しい料理。

客の食べる速度にあわせて作りたてを提供すること、
最後に濃茶を美味しくいただくため、薄味で食材の持ち味をできるだけ出す味付けなど、
おもてなしの気遣いが根底に流れています。


見てください!この心躍る品々を!

初心者の私のイメージでは、茶懐石はさぞかし美味しいのだろうけれど、4時間もかかるような茶事に、しかもお客として招かれるなんて、よっぽどお茶の上級編に突入しないと経験できないのだろうな、と。それが、こんな風に丁寧に教えていただけて、これから試食もできるなんて、ワクワクがとまりません。

同席した友人はお茶を習ったことがあるのですが、「お茶会で、生徒はお運びのお手伝いばかりだったから、実際食べるのは初めて!」と言っていました。
どうやって食事を頂いたらよいか、マナーを知らない私も、ちょっと安心です。

今日は、車の方も多いと言うことで、お酒の代わりに、手作りの梅ジュースで。
凍らせた梅1kgに氷砂糖を半分入れてつけ込んだだけですよ、と板場長はおっしゃるのですが、これがものすごくおいしくて、皆がレシピを聞き返していました。

実食がはじまると、皆さんの手慣れたマナーと気遣いにびっくり。
ああ、こんな風に、女子力を高めたい!と思う、すてきな方々ばかりでした。
私はマナーを知らないばかりに、お恥ずかしい…。

でもそんな懐紙すら持っていない私にも、旅館スタッフから懐紙を貸して頂けたり、
普段の生活でも取り入れたい、と思う、ささやかな知恵を得られたりと、
レベルに応じた楽しみ方ができました。

たとえば、箸を途中で置くときは、お膳の外に先をだしておくこと。(お膳のふちって、そうやって使うんですね!!)
お椀の蓋は、1個のとき、2個の時、それぞれどうやって置くのがよいか、ということ。

お味噌汁は季節にあわせて、夏は赤味噌多めのくっきり味、冬は白味噌を多めにして、ちょっと郡上味噌もきかせてまったりとした味に変える…なんて気遣いも、これを家庭でできたら、主婦力高い!さっそくまねします。



季節と土地柄を料理から楽しむ、粋。

いわずもがなですが、お料理はどれも、心から感嘆の声が漏れるおいしさです。

眼前に長良川を見下ろしながら、季節の落ち鮎(産卵のため川を下る鮎)を頂きます。
このふっくら焼き上げられた天然の子持ち鮎が、目の前の川でとれることを、岐阜市の人でもどれくらい知っているのでしょうか。
土地の恵みを五感で味わえる、ぜいたくな時間です。

天然鮎は、瀬張り漁で捕ったもの

実は、会場に近い長良橋の下で、川漁師さんがこの鮎を捕っていました。
瀬張り漁は、秋に行う漁法です。
川底のシートの白さと、上に張ったロープが川面をたたく音に鮎がびっくりして、立ち止まったところを、投網で一網打尽にします。

私は岐阜市に生まれ育ちましたが、恥ずかしながら、つい最近までこの景色が何なのか知りませんでした。(染色の布をさらしているのか、遊泳禁止のロープかな、と思っていたくらいです)

くしくもこの近所でほんとうに鮎が捕れることを、見ながらの参加となりました。

捕れたての鮎が運ばれてきました

プログラムも終わりに近づいたころ、その漁師さんが旅館前に舟をつけ、今日捕れた大量の鮎を入口に運んでいくのが窓から見えました。

参加者の皆で「あんなに捕れるんだ!」とびっくり。
この写真の箱を2~3往復運んでいらっしゃいました。

漁師さん、鮎、おいしかったです!ありがとうございます。

最後はお茶とお菓子で

参加者の方々との会話も心地よくて、気づけば最後のお茶とお菓子です。
今回の会場、すぎ山の若女将も「お茶のおけいこのときに、毎回板場長が作ってくださるお菓子が、本当においしくて楽しみで」とおっしゃっていた通り、季節感あふれる素晴らしいお菓子でした。

「お茶と菓子など数品の試食です」と聞いていたのが、実際にはご厚意でもっと試食させていただけました。炊き合わせ・酢の物・八寸以外、全部出してくださったのではないかと思います。ほぼ、懐石というものを流れで体験できた感じで、幸せです。やっぱり、話を聞いていても、実際やってみるのは違いますね。

〆は温泉入浴。

温泉入浴がついていたので、ありがたく温まってきました。
懐石とはもともと、温めた石を懐に抱いて空腹をしのいだ故事から、それくらいの空腹しのぎの食事、という意味ですが、身も心も温まった上にかなりおなかも満たされて、大満足のプログラムでした。

〔奥村〕

プログラム詳細:
120 板場長が教える懐石入門講座

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