長良川おんぱく2016

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おんぱく写真部レポート

昨年の大人気で、開始約5分で満席になった、長良川流域の酒蔵をタクシーで巡る「地酒タクシー」。
今年は、さらにバージョンアップして、美濃市、各務原市、岐阜市の酒蔵さんを回る新コースを巡りました。


司会の挨拶から始まりまして、今回も同様観光ガイドもつき、岐阜の歴史なんかも学びながらの移動です。最初の行程は、各務原市にあります「林本店」さんに到着します。

林社長にアテンド頂き、酒蔵見学から始まります。酒蔵は、各務原市ではありますが、長良川〜木曽川の間は、長良川の伏流水が豊富とのことで、こちらの林本店さんでは豊富に湧き出る上質な地下水を使用しているとのことでした。
みなさん、普段聞く事のできない話しに集中しています。

ちょうど、新酒つくりのために、大量のお水でお米を洗っていました。
水にさらす時間、お米を研ぐ回数など、品質管理には徹底して作られていました。
若い職人さんがこれだけ多くみえるのもとても新鮮でした。

一通り、酒蔵の説明を頂いた後は、恒例の試飲です。
百十郎、栄一とおいしいお酒にみなさん大満足!

続いては、北上いたしまして岐阜市にあります「足立酒蔵」さんへ。
こちらは、足立さんがお一人で、1本1本丁寧に作られているとのこと。
こちらの写真は麹室。仕込みの行程を細かくご説明頂きました。

麹を乾燥中。
試食させて頂きましたが、栗のようななんとも深みのある甘みがありました。

そして見学後は、試飲です。
おつまみなんかも頂きながら、おいしいお酒でほろ酔いに。

さらに、長良川を北上し、美濃市にある「小坂酒蔵場」さんに。

今回は特別に、社長ガイドのもと特別に「うだつの上がる町並みとはなんぞや?」とぶらり町歩きをしてもらいました。
高山の町並みも作ったといわれる、戦国大名「金森長近」のことや、お城の見える写真スポット、美濃和紙をつくり、長良川の川湊へ資材を運んだといわれる主要な道路など、様々なことを教えて頂きました。

そして町歩きの後は、酒蔵見学をさせて頂きました。
小坂酒蔵さんはとにかく敷地が広く、日本酒のタンクもかなりの数量がありました。
酒蔵では昔ドラマの撮影もされたとか。。

見学のあとは、お待ちかねの試飲です。
秋の時期しかでない「ひやおろし」や限定の生酒を頂きました。
しゅわっと少し微発泡な味わいで、非常にすっきりと飲みやすいおいしいお酒で大人気でした。

最後は、全員で記念撮影です。
みなさんどこの酒蔵さんも同じことをおっしゃっていました。
お水がおいしいから、良いお酒ができると。
この長良川の恵みがあるから、おいしいお酒が飲めるのだということを、
改めて気づかされるツアーとなりました。

日本酒を味わいながらも、その背景にあるつくり手の思いやこのまちの魅力を再認識できたすばらしい時間でした。

最後に、お酒を飲まれるときは飲酒運転は厳禁ですので、
ぜひ今後も「地酒タクシー」でこのエリアを回って頂ければと思います。
(015あさの)