長良川おんぱく2016

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32

世界のイサムノグチが訪れたまち

和紙と提灯の川原町散歩

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彫刻家イサムノグチは度々岐阜を訪れ、岐阜提灯の技と和紙の美しさに魅せられ世界的に注目される「AKARI」を生み出しました。伝統工芸と融合したモダンデザインの先駆けである作品は、長良川の水運により美濃和紙が集積したここ岐阜で誕生したのです。オゼキ提灯のAKARIショールームを見学後、和紙と提灯のまちだった岐阜町を歩き、川原町へ。当時イサムを実際に案内した萩野さんのガイドで、その足跡を辿ります。最後に、和紙に所縁の深い川原町屋さんでお茶を頂き交流しましょう。

注意事項

※歩きやすい服装でご参加ください。
※小雨決行(警報発令などの場合は中止します。)
※コースの途中で岐阜バスで移動します。(バス代は参加費に含まれます。)
※集合場所と解散場所が異なります。

下記実施スケジュールからお好きな日程にご予約下さい 体験レポートを読む

案内人

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【川原町まちづくり会】

暮らしやすい町、安全な町をめざして、2001年からまちづくり活動に取り組み、「川原町まちづくり協定」を結んでいます。長良川清流ハーフマラソンの応援や、訪れる人、他の地域のまちづくり団体とも交流を図っています。

集合場所

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大きな地図で見る

オゼキAKARI倉庫

〒500-8055

岐阜県岐阜市笹土居町30

駐車場:有料有

お近くのコインパーキングをご利用ください。

最寄りバス停名:メディアコスモス・鶯谷高校前

申し込み・問い合わせ先

Display 長良川おんぱく事務局  058-269-3858

実施スケジュール

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第1回

実施日時
2016/11/20(日) 13:00 〜 16:30
予約開始
2016/09/13 09:00
予約終了
2016/11/17 20:41
料金
1,500円
定員
13 / 15 人
最少催行
5人

これまでの開催レポート

おんぱく写真部レポート

岐阜を代表する工芸品「岐阜提灯」。
その伝統の世界にモダンデザインを融合させたのが
彫刻家イサムノグチです。

イサムノグチが初めて岐阜を訪れたときに案内役をつとめた
萩野さんとともに、その足跡を辿ります。
真ん中のお二人の左が萩野さん、
右が提灯を製造販売する株式会社オゼキの尾関さんです。
スタートはオゼキAKARI倉庫から。

オゼキさんが販売するAKARIシリーズは
先述のイサムノグチによるデザインです。
アメリカに生まれた彫刻家がつくるそれは、
提灯という概念をこえた光の彫刻です。

ノグチ氏と過ごした5日間のエピソードが萩野さんからつぎつぎと語られました。この滞在中に4点ものAKARIのデッサンを仕上げたそうです。

2階へ進むとたくさんの光に包まれました。
モダンなコンクリートの内装によく合うAKARIの数々。


最初に制作した4点を萩野さんが紹介してくださるところです。

そして3階へ。
ここでは職人の方の仕事を見学させていただけました。
こちらは貼りの様子です。

こちらは伊勢型紙での絵付けの様子。
1色で一枚の型紙を使い、何枚もの型紙から1つの絵が作られます。
色の数だけ型紙があり、それを重ねるのです。
花びらなどのグラデーションは職人さんの刷毛の動かし方で決まります。
それを均一に行うのです。

オゼキAKARI倉庫を出て向かうのは岐阜町界隈。
バスで移動する予定でしたが、
参加者のみなさんの希望もあり歩いて移動しました。

提灯に欠かせない材料や部品を扱っていた会社や
ノグチ氏がイメージを膨らませた場所を教えてもらい、
当時を思いながらのまち歩きです。

川原町までやってきました。
この町は紙や紙製品の商いをしていた家が多くあります。
また、電線の地中化など景観を守る活動も盛んです。

ご紹介が遅れましたが、このプログラムの案内人は
川原町まちづくり会の富樫幸一さんです。
右手を上げて解説をしてくださっています。
岐阜のまちあるきといえばこの方ですね。

ノグチ氏が岐阜滞在中に泊まっていた場所が十八楼さんの向かいあたり。
長良川のほとりで、存分に岐阜を感じながら作られたのが、AKARIだったのですね。

川原町屋さんの2階でティータイム。
美味しいお茶をいただきながら感想を話したりして交流しました。

最後は長良川デパートへ。
こちらではAKARIシリーズの販売も行っています。
日も暮れかかり、半日のまちあるきも終了です。

岐阜の工芸に新たな風を起こしたイサムノグチ。
それをサポートした萩野さん。
今もその魅力を伝えているオゼキさん。
これからも伝えていきたい岐阜の魅力を、
またひとつ再発見できました。

(018 くま)


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